【SF小説】感想「ヴェガ遭遇」(ローダンNEO 10)(2018年8月21日発売)

ヴェガ遭遇 (ハヤカワ文庫SF)

http://www.amazon.co.jp/dp/415012194X
ヴェガ遭遇 (ハヤカワ文庫SF) (日本語) 新書 2018/8/21
Christian Montillon (原著), クリスチャン モンティロン (著), 柴田 さとみ (翻訳)
発売日 : 2018/8/21
新書 : 245ページ
出版社 : 早川書房 (2018/8/21)

【※以下ネタバレ】
 

緊急通信を傍受したローダン達はトーラの操縦する“グッド・ホープ”でヴェガ星系に跳ぶ。そこで見たのは、ヴェガ星系を守るフェロン人の宇宙艦隊を容赦なく殱滅する、トプシダーの大型戦艦だった。地球では、突如飛来したファンタン星人の宇宙船に初めての接触を試みるためブル、シド、スーらが向かう。そして、謎のアンドロイド・リコは、身体を自己修復し海を目指すが…遂に外宇宙での星間戦争が幕を開ける新展開!

 

あらすじ

 第2シーズン(9~16巻)2作目。原タイトル:IM LICHT DER WEGA(意訳:ヴェガの光の中で)。
 
 ローダンたちが《グッド・ホープ》でヴェガ星系に到着すると、ヴェガの住人フェロル人の宇宙船が、侵略してきたトカゲ種族トブシダーの艦隊に一方的に殲滅されていた。トーラはトブシダーの技術がアルコンよりはるかに劣る事を知り《グッド・ホープ》で攻撃に出るが、突然出現した直径800メートルのアルコン船の攻撃で《グッド・ホープ》は第八惑星に墜落し始めた。

 地球では、ブルたちがテラニアに着陸した宇宙船の乗員ファンタン星人とコンタクトするが、彼らは世界各地に展開し、自分たちが興味を持つものを手当たり次第に母船に持ち帰り始めた。やがて船はブルたちを乗せたまま突如発進してしまう。

 破壊されたロボット・リコは自己修復機能で元通りになると、謎の衝動で海を目指し始めた。やがてリコは謎の女性クイーンの助けで中国沿岸にたどり着くが、クイーンは自分はアルコン人だと告白した。

感想

 オリジナルシリーズ5巻のヴェガ星系進出の辺りのリブート展開ですが、心底面白くない。現実味を出すのとつまらなくなるというのはイコールなのだろうか……

 そして……、ファンタン星人(笑) オリジナルシリーズでは地球につく前にローダンたちに不意打ちで撃破され、クレストが回収した死体を見せながら「ファンタン星人はこういう形です」とか説明してだけのやられキャラでしたが、NEOではちゃんと地球に着陸出来て良かった良かった(笑)
 
 
 

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