【海外ドラマ】感想:海外ドラマ「特攻野郎Aチーム」シーズン2 第10話「鉱泉大噴射で撃退せよ」

特攻野郎Aチーム シーズン 2 バリューパック [DVD]

特攻野郎Aチーム シーズン2 https://www.twellv.co.jp/program/drama/a-team-s2/
放送 BS12。

【※以下ネタバレ】
 

不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する。俺たち、特攻野郎Aチーム
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー

 

シーズン2 第10話「鉱泉大噴射で撃退せよ」 WATER, WATER EVERYWHERE

あらすじ

Aチームは障害を持つ3人のベトナム帰還兵とアマンダ・ヒューストンと手を組み、強欲で陰湿なフランク・ゲインズを彼らの町“デッドマン”から追い出そうとしていた。だが一方でゲインズも、彼らをまとめて抹殺する計画を立てていた。

 
 冒頭。ソバコ郡で傷病退役軍人のジェイム、レス、バンプの三人がホテルを開業しようと準備していると、地元の有力者ゲインズが部下と共に現れる。ゲインズは以前から土地を安く売り渡して出ていくようにと強要しており、三人が拒否すると部下に暴行させる。


 三人は退役軍人病院でクレイジーモンキーに窮状を話していたか、看護人に変装して話を聞いていたハンニバルは三人を助ける事を決める。ソバコ郡は水が不足している土地だったが、三人の購入した土地に井戸を掘れば水が出ることが分かり、ゲインズは水のために邪魔な三人を追い出そうとしていた。

 Aチームは到着早々ゲインズ一味の来訪を受けるが簡単に撃退する。しかしすぐさまゲインズたちはホテルの傍に放火して、立ち退かなければ今後も火事が続くと脅迫する。

 ハンニバルたちはゲインズの経営する建設会社に忍び込み、こっそり機材を盗み出すと、それを利用して即席の井戸掘り用のドリルを作り水脈を掘り当てることに成功する。それを知ったゲインズ一味は強硬手段をとることに決め、ホテルを焼き払うべく部下たちと共に出発した。

 一方Aチーム側はゲインズ一味の襲撃を予期して準備万端で待ち構えていた。それを知らずにやってきたゲインズたちは、ホテルにガソリンをまき散らし火をつけるが、そこに現れたハンニバルたちが消火用のホースで放水してゲインズ一味を吹き飛ばし火を消し止めた。そして今後三人にちょっかいを出したら、エミーが撮影した、一行が放火をしている証拠写真を当局や新聞社に送り付けると念押しして、ゲインズたちを追い払った。


 最後。完成したホテルで三人組とAチームがお祝いをしているシーンで〆。


感想

 今回は元軍人の窮状を知り、ハンニバルが強引に(?)お助けに向かう話。ちなみに依頼人となる三人は退役軍人設定で、一人が車いす、一人が左腕が義手、一人が片足が無く松葉杖、ということで、それに気が付いたときにはビックリしました。日本のドラマなら絶対あり得ない設定でしょう。

 今回のフェイスの活躍は「水道局の人間に化けてソバコ郡への水の供給を止めさせる」と「公衆衛生局の局員の振りをして、汚水を処理する業者(?)から汚水を捨てるタンク車を調達してくる」でした。

 ラストバトルはいつもにもまして荒唐無稽で、掘り当てた井戸の水を利用して、消火用に使うホースを武器代わりに、弾丸の代わりに水を浴びせかけて悪党たちをノックダウンさせるという面白展開。こういうアホっぽさこそAチームですよね。

 モンキーの奇行は今回は抑え気味でしたが、「ラストの乾杯シーンで、ポケットの中に保護している五人の小人(見えない)にスポイトで牛乳をあげる」というオチとなりました。
 
 

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 

特攻野郎Aチーム シーズン2
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー


シーズン2も”ハンニバル”ことジョン・スミス(ジョージ・ペパード)、”フェイスマン”ことテンプルトン・ペック(ダーク・ベネディクト)、”コング”ことB・A・バラカス(ミスター・T)、そして”クレイジーモンキー”ことH・M・マードック(ドワイト・シュルツ)の金しだいで何でもやる腕利きの軍人チームが、ジンバブエにあるダイヤモンド鉱山からベルエアーの怪しげな通りまで危険な冒険を繰り広げる。
(日本語吹替)



【出演者】
キャスト:役名(吹替)
ジョージ・ペパード:“ハンニバル”ジョン・スミス(羽佐間道夫
ダーク・ベネディクト:“フェイスマン”テンプルトン・アーサー・ペック(安原義人
ドワイト・シュルツ:“クレイジーモンキー”H・M・マードック富山敬
ミスター・T:“コング”ボスコ・アルバート・バラカス(飯塚昭三


【スタッフ】
製作総指揮:スティーブン・J・キャネル、フランク・ルポ