【海外ドラマ】感想：海外ドラマ「特攻野郎Aチーム」シーズン２第１５話「大空中戦！石油王暗殺を阻止せよ」

特攻野郎Aチームシーズン2 https://www.twellv.co.jp/program/drama/a-team-s2/
放送　BS12。

www.twellv.co.jp
【※以下ネタバレ】
　

不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する。俺たち、特攻野郎Aチーム！
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー。

シーズン２第１５話「大空中戦！石油王暗殺を阻止せよ」　THE BATTLE OF BEL AIR

あらすじ

今後もイレギュラー出演するマーラ･ヒーズレーが、事件記者のターニャ･ベーカーとして警備会社に潜入する。そこでターニャは、デッカー大佐がAチームを逮捕する直前にあると知り、ハンニバル（ジョン･スミス）に知らせる。しかし彼女の怪しい行動が会社の目につき、彼女の持つ情報は何なのかを知るため、探りを入れてきた。実は、会社の次の計画は、著名な中東の外交官を暗殺することだった。

　
　ロスアンゼルス。早朝五時。大手警備会社インターモード社内。新入社員ターニャ・ベーカーはこっそりコンピューターを操作して軍の情報にアクセスし、デッカー大佐がAチーム逮捕のため出動したと知るとすぐさま会社を飛び出した。会社幹部のレイモンドは、ターニャが自分たちが計画している悪事に気が付いたのではと危惧し、部下のカーソンにターニャを捕まえるように命じる。

　ターニャはAチームの隠れ場所に到着しデッカーのことを警告したが、既にデッカーたちが建物を包囲していた。しかしハンニバルたちはいつものようにデッカー達を華麗にかわして逃走に成功した。

　ターニャはエミーがAチームの協力者なのを察しており、エミーがAチーム関連で特ダネを連発したことをうらやましがり、海外に転勤になったエミーの代わりに自分を協力者にしてほしいと売り込む。

　この提案にハンニバルは興味を示さなかったが、フェイスはターニャが美人なので彼女のマンションでゆっくり話を聞くと提案する。ターニャはクーリア新聞社の記者でエミーと仲の良い同僚だった。そしてインターモード社は最近幹部社員が総入れ替えになってしまって動きが怪しいため、潜入取材していたのだという。

　直後、ターニャのマンションにインターモード社のカーソンたちが乗り込み、フェイスを10階のベランダから放り出し、ターニャをヘリで拉致してしまった。フェイスはプールに転落して助かり、すぐさまハンニバルたちに事態を報告した。

　Aチームはエアコンの修理業者に変装してインターモード本社に乗り込み、ターニャを救出し、さらにレイモンドたちに悪事を白状させる。インターモードはもはやテロ組織と化しており、自分たちが警備するはずの中東の石油王・ファターシ殿下を武装ヘリで暗殺するつもりだった。

　Aチームはすぐさまインターモード社から逃走すると、おんぼろヘリを調達して機関銃を取り付け出発した。そしてターニャ、フェイス、コングたちが殿下をパーティー会場から脱出させた直後、武装ヘリがパーティ会場を襲撃した。しかしモンキーが操縦・ハンニバルが射撃担当、のヘリが武装ヘリを迎え撃ち、見事に撃墜した。

　事件後、マスコミ他社がインターモードで何が起きたのかわからず右往左往しているなかで、ターニャは特ダネが手に入ってホクホク顔だった。そしてハンニバルたちに得意げに自分を仲間にするようにいうが、ハンニバルはさっさと立ち去ろうとする。しかしそこにMPたちの車が突進してきたため、Aチームはターニャを連れて慌てて逃走するシーンで〆。

感想

　新キャラ登場回という事でなかなか凝った展開で面白いエピソードでした。

　番組の新しい花として金髪美人のターニャ・ベイカーが登場しました。ちなみに今まで同じ立ち位置にいたエンジェルことエミー・アマンダ・アレン（メリンダ・クレア）は、ハンニバルの説明セリフによるとジャカルタにある海外支局に転任になったとのこと。シーズン2の途中で降板させられた模様ですが、プロデューサーの起源でも損ねたのでしょうか？

　新キャラ登場スペシャル回ということで、話の流れも普段とはかなり違い、朝の五時から物語が始まり、画面に随時時間が表示され、色々あった末に、その日の午後二時にAチームがテロ事件を解決する、というスピード感あふれる展開となっていました。

　また今回はAチームがおんぼろヘリを調達し、M60機関銃を取り付けてハンニバルが空中でバリバリ撃ちまくるという派手な展開になっており、ヘリ同士の空中戦は見ごたえがありました。普段より五割り増しくらいで予算を使ったのでは？

　ということで、エンジェル降板が確定したことに軽いショックを受けつつも、お話としてはいい出来の回でした。
　
　

他の回の内容・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
　
　

特攻野郎Aチームシーズン2
命知らずの個性派集団“Aチーム”の活躍を描く、80年代を代表する痛快アクション・アドベンチャー。

シーズン2も”ハンニバル”ことジョン･スミス（ジョージ･ペパード）、”フェイスマン”ことテンプルトン･ペック（ダーク･ベネディクト）、”コング”ことB・A・バラカス（ミスター･T）、そして”クレイジーモンキー”ことH・M・マードック（ドワイト･シュルツ）の金しだいで何でもやる腕利きの軍人チームが、ジンバブエにあるダイヤモンド鉱山からベルエアーの怪しげな通りまで危険な冒険を繰り広げる。
（日本語吹替）

【出演者】
キャスト：役名（吹替）
ジョージ・ペパード：“ハンニバル”ジョン・スミス（羽佐間道夫）
ダーク・ベネディクト：“フェイスマン”テンプルトン・アーサー・ペック（安原義人）
ドワイト・シュルツ：“クレイジーモンキー”H・M・マードック（富山敬）
ミスター・T：“コング”ボスコ・アルバート・バラカス（飯塚昭三）

【スタッフ】
製作総指揮：スティーブン・J・キャネル、フランク・ルポ