【OVA】感想:アニメ(OVA)「機甲猟兵メロウリンク」第11話「ベース」(1989年)

機甲猟兵メロウリンク Vol.1[松本保典][Laser Disc]

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放送 AT-X

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【※以下ネタバレ】
 

第11話 『stage 11 ベース」(発売日:1989年4月28日)

 

あらすじ

http://www.votoms.net/about/05/11.php
ヘルメシオン城を後にしたメロウリンクは、ルルシー、ボイル少佐とともにヘルメシオン准将がいるコーザシティ基地へ向かう。途上、臨検にあうものの、少佐が自分の認識コードで照会をすませたため、突破することに成功する。やがて、基地へ到着したメロウリンクとルルシーは、重傷を負っているボイル少佐をヘリに残し、潜入を開始する。二人を発見した兵士たちが激しい銃撃を加えてくる中、ヘルメシオン准将がいる建物へと走り込む。
その頃、バッテンタインの特命を担ったキークがヘルメシオン准将のもとを訪れていた。バッテンタインの息がかかっているということは、自分の共謀者であると安心するヘルメシオン准将。だが、キークは突然、ヘルメシオン准将に銃を突きつけて、メロウリンクに対する攻撃を停止させ、この部屋まで辿りつかせるように強要する。
攻撃が止んだことを不審に思いながらも、ボイル少佐に教えられた参謀室へと飛び込むメロウリンク。そしてキークが見守るなか、メロウリンクによってプランバンドール・スキャンダルの全容が語られ始めた。

 
 全12話中の第11話。

 メロウリンク、ルルシー、そして重傷のボイル少佐を乗せたヘリは、コーザシティ基地に到着した。しかし、メロウリンクたちは、すぐに兵士たちに発見され追い詰められてしまう。

 同じころ、基地ではキークがヘルメシオン准将と面会しており、自分がバッテンタイン中将からの特命を受けていると説明していた。ところが突然キークはヘルメシオンに銃を突き付け、メロウリンクたちを自分たちのいる参謀室までたどり着かせるように指示する。

 メロウリンクとルルシーは参謀室にたどり着き、遂にプランバンドール・スキャンダルの首謀者のヘルメシオンと対峙した。メロウリンクはヘルメシオンに、濡れ衣を着せられたシュエップス小隊の恨みをぶつけるが、ヘルメシオンは部下のボイルやヌメリコフが勝手にやったことだと言い逃れようとする。

 しかし、そこに重傷のボイル少佐が現れ、自分たちはPS計画のためにヘルメシオンに従ったと反論する。それを聞いたヘルメシオンは、遂に、全てはバッテンタインの命じた事だったと開き直り、キークにメロウリンクを殺すように命じる。ところがキークはメロウリンクではなくヘルメシオンを射殺し、自分はバッテンタインの特命で、スキャンダルもみ消しのため、全ての関係者を消すように命じられていることを明かす。

 キークは続いてメロウリンクを殺そうとするが、メロウリンクとルルシーはすぐさま部屋の外に逃げ出し、ボイル少佐はキークにつかみかかるものの、逆に撃ち殺される。

感想

 ついにラス前まで来ました。

 30年前に見た時はキークの裏切りというか真の顔というかが明かされた時に衝撃を受けたものでしたが、30年経って細かいストーリーは忘れ果てていても、その部分だけはさすがに覚えていたので、まあ「ついに来たか」というくらいではありました。

 次回いよいよ最終回。
 
 

機甲猟兵メロウリンク
https://www.at-x.com/program/detail/1173

<ストーリー>
軍隊の暗部によって濡れ衣を着せられ仲間を殺されたメロウリンクが、その青春をかけて復讐を誓う。巨大なライフルと、おのれの身一つで鋼鉄のATに挑む異色ロボットアニメ。
濃厚なボトムズワールドを完全に継承し、本編以上に練りこまれたミリタリーとハードボイルドが魅力の外伝作品。



<スタッフ>
企画:伊藤梅男(バップ)、渋江靖夫(サンライズ
原案:江田文行
原作・シリーズ構成:高橋良輔
キャラクターデザイン・作画監督谷口守泰
メカニックデザイン大河原邦男
音楽:乾 裕樹
音響:浦上靖夫
美術:平川栄治
撮影:奥井 敦
監督:神田武幸
プロデューサー:平山博志(バップ)、指田英司(サンライズ
製作:バップ、サンライズ



<キャスト>
メロウリンク:松本保典
ルルシー:玉川紗己子
キーク:大塚明夫
ドックマン:永井一郎
フォックス:納谷六朗
スタブロス:加藤精三
ゴメス:飯塚昭三
ゴルフィ:若本規夫
ガナード:岸野一彦
ボイル:兼本新吾
バンス:仲木隆司
ヌメリコフ:三田松五郎
シュエップス:森 功至
スタルコス:田中信夫
ヘルメシオン:阪 脩


1988年-1989年OVA作品 全12話

 

機甲猟兵メロウリンク」あらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

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アニメ「装甲騎兵ボトムズ」シリーズあらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

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2020年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

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機甲猟兵メロウリンク音楽集
機甲猟兵メロウリンク ステージ・コンプリーツ (フィギュア同梱 初回限定生産) [DVD]
機甲猟兵メロウリンク
 
 

【ゲーム本】感想:ゲーム関係本「安田均のゲーム紀行 1950-2020」(安田均/2020年)

安田均のゲーム紀行 1950-2020

http://www.amazon.co.jp/dp/4775318748
安田均のゲーム紀行 1950-2020 単行本(ソフトカバー) 2020/12/12
安田 均 (著)
出版社 : 新紀元社 (2020/12/12)
発売日 : 2020/12/12
単行本(ソフトカバー) : 160ページ

【※以下ネタバレ】
 

ボードゲームTRPGの第一人者が贈るアナログゲームユーザー必携の一冊!
70年間、生まれ続けたゲームの数々ーーー過去の伝説的ゲームから、現在の人気ゲームたちまで、厳選したタイトルを一挙に紹介。莫大な知識によって鍛えられた著者の目線による各ゲームの解説は、いままさにボードゲームTRPGを遊び始めた人にはもちろん、古参のゲーマーたちにも改めて読んでもらいたい珠玉の一冊

http://www.groupsne.co.jp/products/book/gametravelog.html
ボードゲームTRPGの第一人者が贈るアナログゲームユーザー必携の一冊!


70の歳にもなったので、これまでのゲーム人生を振り返った本です。ですが、それだけでは面白くないので、アナログゲームの日本での展開に紹介者として大きく関わっていることから、主にそうしたメインのゲームを選び出すことや、それらの作品についてもコメントしてあります。日本でのアナログゲームの受容史みたいに読まれても面白いかなと思います。


二部構成になっていて、第一部がぼくの個人史・ゲーム史から全体をインタビュー風にまとめたもの(構成;刈谷圭司)で、第二部がぼくの選ぶ海外ベスト100(大20、中30、小50作品)。主に活動の中心とした分野がボードゲームRPGTCGですので、コンピュータゲーム、ウォーゲームはベスト作品選択には含んでいません、悪しからず。


紹介史でもありますが、インタビュー的なものと、お勧めリストでもあり、読みやすい本を心がけていますので、気軽に楽しんでいただければと思います。


本書の対になるものとして「日本現代卓上遊戯史紀聞[1]」(Amazon)があります。あちらは主に20世紀メインですが、こちらはマダミスの現在までを含んでいます。読み比べてもらうのも一興かと思います。

 

内容

 テーブルゲームテーブルトークRPGゲームブックトレーディングカードゲームボードゲーム、等々)業界の重鎮である安田均先生の本。二部構成で、第一部は古希(70歳)になった安田先生の過去の振り返り。第二部が安田先生セレクトの名作ゲーム101作品紹介。ちなみにフルカラーです。



●第一部「安田均のゲーム人生」(約60ページ)

 安田先生の波乱万丈の人生の振り返り。

 プロローグ部分は、1950年神戸生まれ、灘中・高から京都大学法学部に進学、無くなっていたSF研究会を再興。卒業後は商社の丸紅に就職しつつ、SFの翻訳を行う二足の草鞋状態を続けたものの時間が足りなくなり、1978年に翻訳者として独立。しかし1981年に業界の内紛の影響でSFバブルが崩壊し、仕事が減ったところに、代わりにゲームの仕事が入りだして……、といったところ。

 SF雑誌にTRPGの広告が載っていたので、興味を持って海外のゲームを取り寄せてみたけど、TRPGはキャラクターの作成は出来たものの、その後どうやって遊ぶのか解らないので、あーでもないこーでもないと試行錯誤し、最終的にアメリカに出かけた人が本場でTRPGをプレイさせてもらって、自分たちのやり方が正しいと解った云々というあたりのエピソードからして面白いです。確かにTRPGってリプレイが無いと、まるでどうしていいのか解りませんもんねぇ。

 そうこうしているうちに、TRPGに詳しいということでゲーム関係の仕事が増え、それ繋がりでログインでウィザードリィウルティマの紹介記事を書くことになり、またホビージャパンからTRPG「トラベラー」の翻訳の話が来て……、という感じで、我々の知っている安田先生の活躍が始まるわけです。


 これ以後、安田先生が自分が関わったゲームの仕事について色々書いてあるわけですが、過去35年くらいテーブルゲーム業界のど真ん中にずっといて、TRPG(トラベラーとかソード・ワールドRPGとかガーブスとか)から、ゲームブック(ウォーロックとか)から、TCG(モンスターコレクションとか)から、ボードゲームから、とあらゆることに関わってきた人の仕事の話ですから、つまり日本のテーブルゲームの発展の歴史でもあるわけです。ということで、私たちゲーマーがあれこれとゲームを楽しんでいた裏では、業界の関係者はどういう事をしていた、ということが色々書かれていてめっぽう面白いのです。


・トラベラーの翻訳はホビージャパンの佐藤光市社長から話が来た
グループSNE立ち上げの理由
ウォーロックの仕事
ソード・ワールドRPGとかガーブスとか展開
TRPGバブル崩壊
マジック・ザ・ギャザリングは角川も版権を狙っていて、角川歴彦氏と一緒にアメリカに行った
TCGのモンコレがバカ売れ
TCGバブル崩壊
ボードゲームの時代に

 etcetc。

 これを一読すれば、日本のテーブルゲームの歴史が手に取るようにわかる、と言っても過言ではないでしょう(※テーブルゲームで安田先生が関わっていないのは、ウォーシミュレーションゲームくらいですから)。



●第二部「安田均のゲーム100選」(約100ページ)

 安田先生セレクトの名作ゲーム紹介。名前順とか年代順とかではなく、「20選」「30選」「50選」という様にゲームの重要度順に並べてあり、どれがどのくらいお勧めかよくわかる様になっています。しかも全てカラーで紹介(だからフルカラー本なのです)。

 紹介されているのは、アクワイヤ、モノポリーディプロマシーといった古典から、D&D、T&T、トラベラー、火吹き山の魔法使い、マジック:ザ・ギャザリングドミニオンカタンの開拓、アグリコラパンデミック、そして、最新のマーダーミステリーや脱出ゲームなど、古い物から最新流行のものまで手広く扱っています。よって、このリストを読めば、日本で知名度の高いゲームは一通り押さえられる、と言えましょう。すんごく役に立ちます。


ファイナルコメント

 本を初めて手に取った時は、予想の半分くらいの厚みしか無かったので「(;゚Д゚)エエー」となりましたが、読んでみると、中身は予想外に濃くて、十分満足感が有りました。特に第一部の歴史パートは、「あの頃、業界の裏ではそういう事が起きていたのか……」とかに思いをはせてしまいましたねぇ。後半のゲーム紹介パートも、新旧取り混ぜて紹介しているので、最新の流行まで押さえられてお得感高し。

 ということで、見た目よりも歯ごたえのある一冊でした。
 
 

2021年の読書の感想の一覧は以下のページでどうぞ

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安田均のゲーム紀行 1950-2020

安田均のゲーム紀行 1950-2020

  • 作者:安田 均
  • 発売日: 2020/12/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

【映画】感想:映画「禁断の惑星」(1956年:アメリカ)

禁断の惑星 [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]

NHK BSシネマ http://www.nhk.or.jp/bscinema/
放送 NHK BSプレミアム。2021年3月9日(火)

【※以下ネタバレ】
 

西暦2200年、未知の惑星に降り立った宇宙船のクルーは、消息を断ったはずの科学者とその娘、ロボットに遭遇、謎の怪物に襲われてしまう…。映画史にその名を刻む名作。


西暦2200年、惑星アルテア4に降り立ったアダムズ船長ら宇宙船のクルーは、20年前に消息を断ったモービアス博士と娘のアルタに遭遇する。先住民族の科学遺産で何不自由なく生活していた博士は、クルーに惑星から離れるよう忠告する。しかし、それを無視した彼らは、目に見えない怪物に襲撃されてしまう…。当時最新の特撮と斬新なアイデア、劇中に登場するロボットのロビーなど、多くの作品に影響を与えたSF映画の古典。

 

あらすじ

 J・J・アダムズ船長率いる連邦巡洋艦「C-57-D」は、20年前惑星アルテア4に着陸した宇宙船ベレロフォン号の生存者を探すため、一年の飛行の末、アルテア星系に到着した。ところがアルテア4に接近したところ、生存者のエドワード・モービアス博士が、直ちに引き返すようにと警告してきた。アダムズはモービアスを説き伏せ、着陸地点を指示させる。

 アダムズたちはモービアスの元に向かうと、暮らしているのはモービアスと、この星で生まれたモービアスの娘アルタだけだった。モービアスによれば、モービアスと彼の妻以外は目に見えない奇怪な存在に惨殺され、自分たちだけが生き残ったが、その理由は謎だという。その後モービアスの妻も自然死し、今は彼とアルタの二人だけで暮らしていた。

 モービアスは、ロボット「ロビー」の力で快適に暮らしており、救助してもらう必要はないと言い、アダムズたちを迷惑がって追い返そうとする。しかしアダムズは地球と連絡し指示を仰ぐ必要があるため、しばらくアルテア4にとどまることになった。

 ところが、深夜、C-57-Dに目に見えない何かが侵入し、通信機を破壊してしまう。アダムズたちは修理を急がせる一方、再度モービアスを訪ねると、モービアスは、この星にかつて暮らしていた異星人「クレル」について説明する。

 クレルは技術的にも倫理的にも現在の地球人をはるかに凌駕した存在で、最終的に精神だけの存在となることを目指したが、何故か一晩で滅び去り、今や彼らの存在を示すのは地下に残された巨大な技術施設のみだった。モービアスは、クレルのIQ増幅器を使って自分の知能を二倍にした後、20年かけて施設の研究を進めていたが、生み出される莫大なエネルギーが何に使われているのか分からないという。ロビーもクレルの技術を元にして作られたものだった。

 アダムズたちはクレルの技術を地球に持ち帰るべきだと主張するが、モービアスは地球人にはクレルの技術は早過ぎると拒否する。その間に、またしても船内に透明の生物が侵入し、乗員の一人を惨殺してしまう。地面に残された足跡は、進化の法則から反した奇怪な物だった。

 アダムズたちは厳戒態勢で敵を待ち構えると、透明な敵がまたしても襲撃してきた。相手は中性子ビーム砲の攻撃をものともせず、再度乗員三人を殺害して消えた。アダムズたちは、モービアスたちを強引にでも避難させるためモービアスの住居に向かうが、ドクターはIQ増幅器を自らに使って知能を増加させ、真相に気が付く。そしてアダムズに、クレルの計画は成功していたこと、敵の正体は「イドの怪物」であること、を伝えて死ぬ。

 アダムズはモービアスから「イド」とは「潜在意識の下の本心」であると知らされ、真相に気が付く。太古のクレル人は20万年前自分たちの潜在意識化の憎しみと破壊衝動をコントロールできず滅びた。そして、そのあと、モービアスの精神から生み出された「イドの怪物」が、この星を見捨てようとしたベレロフォン号の乗員を惨殺し、今またC-57-Dの乗員を襲っていたのだった。

 アダムズはモービアスに怪物を止めるように言うが、モービアス自身にも怪物はコントロールできなかった。モービアスは怪物と対峙し、怪物は消えるもののモービアスも虫の息となる。モービアスは24時間後にアルテア4が爆発するようにセットさせ、すぐにこの星から立ち去るように言う。そしてアルタとロビーを乗せてアルテア4を離れたC-57-Dは、アルテア4が大爆発する様を目撃するのだった。


感想

 評価は○(中々面白かった)。

 伝説のSF映画を数十年ぶりに視聴。1956年の映画なのですが、今見ても十分面白いのが凄かった。

 もちろん宇宙空間の描写や異星の地表のセットなどは今の目から見ると稚拙ですが、そういうSF的小道具を前面に押し出した派手な作品ではなく、映画のかなりの部分がアダムズたちとモービアスたちの会話で占められているという会話劇の要素が強いので、古さをあまり意識させない作りでした。

 そして伝説のロボット・ロビーが動いているのには感激でした。まああまり大したことはしておらず、基本的によちよち歩いて会話するくらいなのですが、会話の度にキャッシュレジスターみたいにガチャガチャという音がするのが何か気持ちよかったし、声がまた美声だし、さらにアダムズたちに呼び掛けるたびに「~、ジェントルメン」と言っているのが聞こえて、色々な面で印象に残るメカでした。

 アダムズ船長を演じたのは、後に「裸の銃を持つ男」シリーズなどコメディ物で有名になったレスリー・ニールセン。まあ、コメディ物に出始めたのは50代後半からで、それまでは「刑事コロンボ」とかで真面目な役をやっていたので、この作品でも格好いい船長役を好演しています。

 有名なイドの怪物は、アニメを上手く使って動かしており、なかなかそれっぽかった。まあリアルという程ではありませんでしたが、古くさくて見ていられない、というものでは無かったのも良し。


 1956年イコール昭和31年の作品、つまり65年前の映画ですが、前述のとおりSFギミックに頼った作品ではなく、人間ドラマを主体とした内容だったので、2021年であっても十分に楽しめました。傑作ですね。
 
 

シネマ「禁断の惑星」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>
[BSプレミアム] 2021年03月09日 午後1:00~午後2:39 (99分)


【製作】
ニコラス・ネイファック
【監督】
フレッド・マクロード・ウィルコック
【原案】
アーヴィング・ブロック、アレン・アドラー
【脚本】
シリル・ヒューム
【撮影】
ジョージ・J・フォルシー
【音楽】
ルイス・バロン、ビーブ・バロン
【出演】
ウォルター・ピジョンアン・フランシスレスリー・ニールセン ほか


製作国:
アメリ
製作年:
1956
原題:
FORBIDDEN PLANET
備考:
英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ

 

2021年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

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ロビー・ザ・ロボット・ダイキャストフィギュア ノーマル
 
 

【OVA】感想:アニメ(OVA)「機甲猟兵メロウリンク」第10話「キャッスル」(1989年)

機甲猟兵メロウリンク Vol.1[松本保典][Laser Disc]

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第10話 『stage 10 キャッスル」(発売日:1989年3月21日)

 

あらすじ

http://www.votoms.net/about/05/10.php
ヘルメシオン准将を連れて脱出したボイル少佐は必ず戻ってくる、そう確信しているメロウリンクは闘いの準備に余念がない。ルルシーに城をくれと言ったメロウリンクは城内に次々とトラップを仕掛けていく。
一方、ボイル少佐はヘルメシオンと訣別し、武人としての誇りをかけて単身、ヘルメシオン城へと戻ってきた。ともに戦うと言って聞かないルルシーを気絶させたメロウリンクは、彼女をヘリの中に隠し、ボイル少佐との闘いを開始する。城内のトラップにてこずりながらも、次第にメロウリンクを追いつめていくボイル少佐。だが、一足先に屋上に着いたメロウリンクはポリマーリンゲル液の罠に火を放った。

 
 全12話中の第10話。

 メロウリンクはボイル少佐が必ず戻ってくると確信し、ヘルメシオン城の各地にトラップを仕掛けて待ち構える。

 一方、ヘルメシオン准将は、メロウリンクの存在がバッテンタインの推し進めるPS計画にとって危険であると判断し、ボイル少佐にメロウリンクを確実に始末するように命じる。しかしボイル少佐は、PS計画云々とは関係なしに武人の誇りをかけてメロウリンクと戦うと言い、単身ヘルメシオン城に向かう。

 ルルシーは両親の敵を討つためメロウリンクと共に戦うと言い張るが、メロウリンクはルルシーを気絶させ、やって来たボイル少佐にルルシーに手を出さないように頼む。ボイルはルルシーをヘルメシオン准将には引き渡さない事を約束し、ATを駆ってメロウリンクとの対決を開始した。

 凄腕のAT乗りであるボイルは、メロウリンクが城内に仕掛けたトラップを次々と打ち破り、メロウリンクを追い詰める。しかしメロウリンクはきわどい所でボイルのATを破壊した。死を覚悟したボイルは、プランバンドール・スキャンダルには真の黒幕がいると言い、コーザシティに向かう様に言い残す。メロウリンクは重傷のボイルの命を助け、ルルシーと共にコーザシティに向かった。

感想

 残すところ二回となり、いよいよクライマックスという感じ。

 今回は(敵としててですが)ATが大活躍。城内をローラーダッシュで突っ走り、落下してもケーブル付きアンカーを打ち出して、どこかにひっかけて這いあがってくるなど、メカの描写が素晴らしかった。ボトムズ世界はこうでなくては。

 今までは、プランパンドール機甲大隊って指揮官は全員人間のクズって感じの描写でしたが(笑)、ボイル少佐はまともな人間の様です。これは最後まで生き残るか?
 
 

機甲猟兵メロウリンク
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<ストーリー>
軍隊の暗部によって濡れ衣を着せられ仲間を殺されたメロウリンクが、その青春をかけて復讐を誓う。巨大なライフルと、おのれの身一つで鋼鉄のATに挑む異色ロボットアニメ。
濃厚なボトムズワールドを完全に継承し、本編以上に練りこまれたミリタリーとハードボイルドが魅力の外伝作品。



<スタッフ>
企画:伊藤梅男(バップ)、渋江靖夫(サンライズ
原案:江田文行
原作・シリーズ構成:高橋良輔
キャラクターデザイン・作画監督谷口守泰
メカニックデザイン大河原邦男
音楽:乾 裕樹
音響:浦上靖夫
美術:平川栄治
撮影:奥井 敦
監督:神田武幸
プロデューサー:平山博志(バップ)、指田英司(サンライズ
製作:バップ、サンライズ



<キャスト>
メロウリンク:松本保典
ルルシー:玉川紗己子
キーク:大塚明夫
ドックマン:永井一郎
フォックス:納谷六朗
スタブロス:加藤精三
ゴメス:飯塚昭三
ゴルフィ:若本規夫
ガナード:岸野一彦
ボイル:兼本新吾
バンス:仲木隆司
ヌメリコフ:三田松五郎
シュエップス:森 功至
スタルコス:田中信夫
ヘルメシオン:阪 脩


1988年-1989年OVA作品 全12話

 

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アニメ「装甲騎兵ボトムズ」シリーズあらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

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機甲猟兵メロウリンク音楽集
機甲猟兵メロウリンク ステージ・コンプリーツ (フィギュア同梱 初回限定生産) [DVD]
機甲猟兵メロウリンク
 
 

【アニメ】感想:アニメ「装甲騎兵ボトムズ」第3話「出会い」

装甲騎兵ボトムズ 総音楽集

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【※以下ネタバレ】
 

第3話 出会い

 

あらすじ

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ATの中で寝ていたキリコの前に、闇商人のゴウトが現われる。バトリングと呼ばれるATを使った賭け試合のマッチメーカーでもあるゴウトは一緒に組まないかと話を持ちかける。そこへ戦災孤児の少女、ココナが顔を出し、ゴウトには気をつけろとキリコに忠告する。さらに軍人崩れの闇商人であるバニラも現われ、3人はそれぞれキリコに興味を示すが、キリコはただ黙々とATの修理を行なうだけであった。

一方、ヂヂリウム採掘場における暴動・脱走という許しがたい行為に怒るブーンファミリーは、自らの面子にかけて脱走者を皆殺しにしようと躍起になっていた。その頃、時を同じくして治安警察の新署長としてイスクイが着任する。小惑星リドの襲撃事件を指揮した秘密結社の構成員であるイスクイは、ヂヂリウムの採掘権を独占するため、この機にブーンファミリーを一網打尽にしようと画策していた。

 
 ゴミ捨て場で目覚めたキリコは、闇商人ゴウトと出会い、ゴウトはキリコを兵隊崩れとみて自分と組まないかと持ち掛ける。しかしキリコは廃棄されているATを修理して街から出たいと言い、キリコのボトムズ乗りとしての腕前を知りたいゴウトは、キリコに力を貸す。やがてゴウトのところに、やはり闇商人のバニラや、ゴウトから仕事をもらっているココナが顔を出し、それぞれキリコに興味を持つ。

 一方、暴走族ブーンファミリーは、メンツのため、採掘場からの脱走者狩りに躍起になっており、ついにキリコ以外の脱走者は全員殺されてしまう。同じころ、ウドの治安警察の新署長としてイスクイが赴任してきた。イスクイはウドのヂヂリウム採掘を独占するため、適当なチャンスがあればブーンファミリーを消すつもりだった。

 やがてATの修理が完了し、キリコはATに乗ってブーンファミリーの前に現れた。両者が市街で激しい戦闘を繰り広げる中、良い機会と考えたイスクイは治安警察を出動させ、ブーンファミリーの殲滅に取り掛かった。

感想

 3話目にしてついにメインキャラが揃って、ようやくボトムズらしく(?)なってきました。

 ところで今回フィアナがちらっと登場したのですが、声が違うなぁと思ったら弥永和子さんではなくて梨羽雪子という人だった。何故?
  
装甲騎兵ボトムズ プラスチックモデルキット 1/20 スコープドッグ
 

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装甲騎兵ボトムズ


<ストーリー>
ギルガメスとバララント、対立する星域同士によるアストラギウス銀河を真っ二つに分けた百年戦争の末期、キリコ・キュービィーは謎の作戦に参加する。それは味方が守備する小惑星リドを襲撃するという、不条理な作戦であった。作戦中、謎の女を目撃したキリコは同僚に裏切られ、所属していたメルキア軍から追われる身となってしまう。
百年戦争終戦後、キリコは流れ着いたウドの街で、謎の女と再会する。彼女の正体は、軍の最高機密“素体”であった。だが、完璧なる兵士“パーフェクトソルジャー”となるべく誕生した素体は、ひとりの女性としてキリコを愛するようになっていた。キリコは彼女にフィアナという名を与え、行動をともにする。キリコとフィアナ、一組の男女が戦いの果てに、数々の戦場をめぐる遍歴の末に、たどりつく地はいずこか──!?


<スタッフ>
原作・監督:高橋良輔
キャラクターデザイン:塩山紀生
メカニカルデザイン大河原邦男
音楽:乾 裕樹


<キャスト>
キリコ・キュービィー郷田ほづみ
フィアナ:弥永和子
イプシロン:上恭之介
ブールーズ・ゴウト:富田耕生
バニラ・バートラー:千葉 繁
ココナ:川浪葉子
ル・シャッコ:政宗一成
ロッチナ:銀河万丈
ワイズマン:柴田秀勝


1983-1984年放送作品 全52話

 

装甲騎兵ボトムズ」あらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

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アニメ「装甲騎兵ボトムズ」シリーズあらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

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ボトムズバイブル―装甲騎兵ボトムズ 全記録集〈1〉 (装甲騎兵ボトムズ全記録集 (1))
ボトムズアーカイヴ―装甲騎兵ボトムズ 全記録集〈2〉 (装甲騎兵ボトムズ全記録集 (2))
 
 
 
 

【アニメ】アニメ「装甲騎兵ボトムズ」(1983~1984)あらすじ・感想まとめ

装甲騎兵ボトムズ 総音楽集

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サンライズチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCmDLyFjSutfb1MK7F6cMVSA

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【※以下ネタバレ】
 

アニメ「装甲騎兵ボトムズ」シリーズあらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

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目次

1. 概要
2. スタッフ・キャスト
3. あらすじ・感想一覧

1. 概要

装甲騎兵ボトムズ TVシリーズ(全52話)
http://www.votoms.net/about/01.php
放送:1983年4月1日~1984年3月23日


いまだ色あせぬボトムズシリーズの原点


ギルガメスとバララント、対立する星域同士によるアストラギウス銀河を真っ二つに分けた百年戦争の末期、キリコ・キュービィーは謎の作戦に参加する。それは味方が守備する小惑星リドを襲撃するという不条理な作戦であった。作戦中に軍の最高機密である「素体」を目撃したため、キリコは自分が所属していたメルキア軍から追われる身となってしまう。そして百年戦争終戦後、流れ着いたウドの街で「素体」と再会する。リドを襲撃したのが秘密結社の秘密作戦であったことを知り、秘密結社との戦いの中、キリコは自分自身の出生の謎、そして全アストラギウス銀河をめぐる巨大な陰謀に巻き込まれてゆく。

 
 
2. スタッフ・キャスト

https://www.at-x.com/program/detail/1003
装甲騎兵ボトムズ


<スタッフ>
原作・監督:高橋良輔
キャラクターデザイン:塩山紀生
メカニカルデザイン大河原邦男
音楽:乾 裕樹


<キャスト>
キリコ・キュービィー郷田ほづみ
フィアナ:弥永和子
イプシロン:上恭之介
ブールーズ・ゴウト:富田耕生
バニラ・バートラー:千葉 繁
ココナ:川浪葉子
ル・シャッコ:政宗一成
ロッチナ:銀河万丈
ワイズマン:柴田秀勝


1983-1984年放送作品 全52話

 
 

3. あらすじ・感想一覧

No.サブタイトル備考
01 終戦第一部 ウド編
02 ウド
03 出会い
04 バトリング
05
06 素体
07 襲撃
08 取引
09 救出
10 レッド・ショルダー
11 逆襲
12
13 脱出
14 アッセンブルEX-10第二部 クメン編
15 疑惑
16 掃討
17 再会
18 急変
19 思惑
20 フィアナ※総集編(ウド編#1)
21 遡行第二部 クメン編
22 触発
23 錯綜
24 横断
25 潜入
26 肉迫
27 暗転
28 運命※総集編(ウド編#2)
29 二人第三部 サンサ編
30 幻影
31 不可侵宙域
32 イプシロン
33 対決
34 惑星サンサ
35 死線
36 恩讐
37
38 暗闇
39 パーフェクト・ソルジャー
40 仲間※総集編(サンサ編)
41 クエント第四部 クエント編
42 砂漠
43 遺産
44 禁断
45 遭遇
46 予感
47 異変
48 後継者
49 異能者
50 乱雲
51 修羅
52 流星(最終回)
 

アニメ「装甲騎兵ボトムズ」シリーズあらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
ボトムズバイブル―装甲騎兵ボトムズ 全記録集〈1〉 (装甲騎兵ボトムズ全記録集 (1))
ボトムズアーカイヴ―装甲騎兵ボトムズ 全記録集〈2〉 (装甲騎兵ボトムズ全記録集 (2))
 
 
 

【OVA】感想:アニメ(OVA)「機甲猟兵メロウリンク」第9話「フォレスト」(1989年)

機甲猟兵メロウリンク Vol.1[松本保典][Laser Disc]

ボトムズWeb http://www.votoms.net/
放送 AT-X

www.votoms.net
【※以下ネタバレ】
 

第9話 『stage 09 フォレスト」(発売日:1989年3月21日)

 

あらすじ

http://www.votoms.net/about/05/09.php
プランバンドール・スキャンダル。それは、メルキア軍のバッテンタイン中将が推進するパーフェクトソルジャー計画に不可欠な軍需物資・ヂヂリウムを確保するために仕組まれた陰謀であった。かつて、ヘルメシオン家の財産を独占するために実の兄を殺害したヘルメシオン准将は、己の栄達のためにこの陰謀を企てたのである。それは、メロウリンクとルルシーの仇が、奇しくも同一人物であったことをも意味していた。


ボイル少佐によってケラマの街からヘルメシオン城へと連れてこられたルルシーは、財産の譲渡をヘルメシオンに迫られる。だが、叔父の行動に不審を抱いていたルルシーは、それを頑に拒んで城を飛び出し、森に逃げ込んだ。その後を追ったヘルメシオンの部下・ヌメリコフが、ルルシーを追いつめる。ルルシーの首を絞めあげながら、彼女の父親を殺害したのも、ヘルメシオンに命じられて自分がやったことだと告げるヌメリコフ。
その時、メロウリンクが森の中から現われた。

 
 全12話中の第9話。

 ルルシーはボイル少佐によって、ヘルメシオン准将が待つヘルメシオン城に連れてこられる。ヘルメシオンはボイルがメロウリンクの死体を確認しなかったことを不満がるが、ボイルは99.9%の確率で死んでいると答える。

 事実上ヘルメシオン家を乗っ取っているヘルメシオン准将は、法的にも財産を自分の物にするため、ルルシー(本名フルレル)に財産譲渡の書類にサインするように迫るが、ルルシーは拒否する。そして、ヘルメシオンの部下ヌメリコフ大尉を殴り倒して、屋敷から逃げ出す。

 怒ったフルレルはルルシーを追い詰め、ルルシーの父親はヘルメシオン准将の命令で自分が殺したことを口走り、ルルシーも殺そうとするが、そこにメロウリンクが現れルルシーを救う。メロウリンクは復讐相手の一人のヌメリコフを殺そうとするが、そこにボイルが現れたため、ルルシーと共に逃走する。

 ヘルメシオンは、ボイルを護衛のため傍に置き、ヌメリコフ率いるAT4機にメロウリンクたちを殺すように命じる。ルルシーは子供の頃慣れ親しんだ森の中を自由に移動し、ヌメリコフたちを翻弄するが、ヌメリコフが城の中から指揮を執り始めたため、逆に追い詰められる。

 メロウリンクは城に乗り込みヘルメシオンを殺そうとするが、ボイルはヘルメシオンを助けてヘリで逃亡する。メロウリンクは戻って来たヌメリコフを倒す。

 この騒ぎの様子を、キークが離れた場所から観察していた。

感想

 ルルシーがどこに連れ去られたか知らないのに、的確に後を付けて来るメロウリンク凄い(笑)

 今回は作画が良くて、ルルシーがゴージャスな感じで美人で満足度高し。

 ちなみに公式のあらすじには、プランパンドール・スキャンダルの内容が事細かく書いてありますが、実際はヘルメシオンの誰かとの電話で、断片的にそれっぽいことを言っていただけなので、説明しすぎって感じがする……
 
 

機甲猟兵メロウリンク
https://www.at-x.com/program/detail/1173

<ストーリー>
軍隊の暗部によって濡れ衣を着せられ仲間を殺されたメロウリンクが、その青春をかけて復讐を誓う。巨大なライフルと、おのれの身一つで鋼鉄のATに挑む異色ロボットアニメ。
濃厚なボトムズワールドを完全に継承し、本編以上に練りこまれたミリタリーとハードボイルドが魅力の外伝作品。



<スタッフ>
企画:伊藤梅男(バップ)、渋江靖夫(サンライズ
原案:江田文行
原作・シリーズ構成:高橋良輔
キャラクターデザイン・作画監督谷口守泰
メカニックデザイン大河原邦男
音楽:乾 裕樹
音響:浦上靖夫
美術:平川栄治
撮影:奥井 敦
監督:神田武幸
プロデューサー:平山博志(バップ)、指田英司(サンライズ
製作:バップ、サンライズ



<キャスト>
メロウリンク:松本保典
ルルシー:玉川紗己子
キーク:大塚明夫
ドックマン:永井一郎
フォックス:納谷六朗
スタブロス:加藤精三
ゴメス:飯塚昭三
ゴルフィ:若本規夫
ガナード:岸野一彦
ボイル:兼本新吾
バンス:仲木隆司
ヌメリコフ:三田松五郎
シュエップス:森 功至
スタルコス:田中信夫
ヘルメシオン:阪 脩


1988年-1989年OVA作品 全12話

 

機甲猟兵メロウリンク」あらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

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アニメ「装甲騎兵ボトムズ」シリーズあらすじ・感想まとめは以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 

2020年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
機甲猟兵メロウリンク音楽集
機甲猟兵メロウリンク ステージ・コンプリーツ (フィギュア同梱 初回限定生産) [DVD]
機甲猟兵メロウリンク
 
 

【映画】感想:映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」(2018年:アメリカ)

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (字幕版)

金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ https://kinro.ntv.co.jp/
放送 日本テレビ系。2021年3月5日(金)

【※以下ネタバレ】
 

スター・ウォーズを見ていなくても、これ1本で楽しめる!
本編ノーカットで地上波初放送!


SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズの中でも、絶大な人気を誇る悪党“ハン・ソロ”。彼の若かりし日の冒険と成長の物語を描いた話題作が地上波初放送だ! 物語は、孤児のハンが野望を胸に、生まれ育った惑星を脱出するところからスタート。離れ離れになった恋人・キーラを助けるために強盗団の仲間入りをしたハンは、思いがけない形でキーラと再会を果たすことに…。生涯の相棒となるチューバッカとの運命の出会い、師や恋人との心理戦や激しいバトルの中で成長していくハンの青春物語は、「スター・ウォーズ」を見たことがない方でも存分に楽しめること間違いなし! 銀河最速の宇宙船「ミレニアム・ファルコン」の秘密も明かされる、アクション超大作だ!

 

あらすじ

 惑星コレリア。孤児の「ハン」は、悪党の使い走りとして使われつつ、恋人の「キーラ」と共にこの星から抜け出すことを目指していた。そして仕事の最中に燃料となる高価な物質「コアクシウム」を盗み出し、キーラと共に宇宙船へ乗り込む直前まで行くが、キーラは悪党一味に捕まって連れ戻される。ハンはキーラを助け出すため、まずパイロットになるため帝国軍に志願し、その際「ソロ」というファミリーネームを与えられる。

 三年後。ハン・ソロパイロットになるどころか、歩兵として最前線で戦わされていた。そこでハンはウーキー族の「チューバッカ」や、強盗団のリーダー「トバイアス・ベケット」と出会い、彼らと仲間になって軍を脱走する。

 ベケットたちは、次の仕事として帝国が列車で輸送しているコアクシウムを強奪しようとするが、盗賊集団を率いる「エンフィス・ネスト」の妨害で失敗し、仲間たちも死んだ。ベケットは、この仕事は犯罪シンジケート「クリムゾン・ドーン」のボスの「ドライデン・ヴォス」から依頼された物だったと話し、ヴォスのところに弁解に向かう。ハンはここでドライデン・ヴォスの副官となっていたキーラと再会する。

 ヴォスは失敗したベケットたちを殺そうとするが、ハンは未精製のコアクシウムを鉱山から盗み、それを生成して引き渡すというアイデアを出し、ヴォスはその案を受け入れ、キーラをお目付け役にする。ベケットたちは高速宇宙船「ミレニアム・ファルコン」の持ち主「ランド・カルリジアン」を仲間に加え、鉱山惑星に向かった。

 ハンたちは苦労の末コアクシウムを奪い、精製所のある惑星にたどり着くが、そこに再度エンフィス・ネットの一味が現れる。エンフィスの正体は少女で、自分たちは盗賊ではなく、帝国や犯罪シンジケートの暴虐に対抗するための同盟だという。

 ハンはエンフィスの言葉に同調し、キーラと共にヴォスを騙そうと計画し、それについていけないベケットは去る。ハンたちがヴォスのところに向かうと、何故かヴォスはハンたちの計画を知っており、それを密告したのはベケットだった。ベケットはコアクシウムをもって逃走し、キーラはヴォスを殺した。そしてハンはベケットを殺し、コアクシウムを奪い返した。

 キーラは、ヴォスの上役である「ダース・モール卿」に連絡し、ベケットが裏切ってヴォスを殺したと偽りの報告をする。ダース・モール卿はキーラを自分のところで働かせるために呼び寄せる。

 ハンはエンフィスにコアクシウムを渡すが、反乱軍には参加せず、チューバッカと共にランド・カルリジアンの元にへ行く。そして大金をかけたカードゲームで勝利し、ミレニアム・ファルコンを自分たちの物にする。<完>


感想

 評価は○(まあまあ)

 SFアクション物としてはまずまずの出来栄え。アクションは派手だし、ストーリーもテンポが良いし、単発の作品というかならば評価できる映画でした。ただし「スター・ウォーズ関連作品」という冠が付くと、ねぇ……、

 ハン・ソロと言えば、私にとってはハリソン・フォードとイコールであり、他の役者が「俺はハン・ソロだ」とか名乗っても違和感しかない……、愛用のモーゼルみたいな銃とか、チューバッカとか、ミレニアム・ファルコンとか、ハン・ソロゆかりの諸々を登場させてアピールされても、やはり、熱心なファンによる二次創作を見せられているような感じしかしなくて……


 まあ、悪くはない映画でしたけど、ハリソン・フォードじゃないハン・ソロ物とか言われてもねぇ(しつこく)
 
 

https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20210305
2021.3.5 よる9時~11時34分放送
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
2018年制作 アメリカ映画 字幕 地上波初放送 本編ノーカット 40分拡大


スター・ウォーズ」シリーズ屈指の人気キャラ
ハン・ソロ”の若かりし日の冒険物語!


ストーリー
銀河一のパイロットを目指すハン・ソロ
知られざる過去が今、明らかに!


孤児として育ったハン(オールデン・エアエンライク)は、恋人のキーラ(エミリア・クラーク)と共に、生まれ育った惑星コレリアの脱出を目論んでいた。高価な燃料“コアクシウム”を盗み出した2人は、それを賄賂に使って宇宙船に乗り込もうとするが、あと一歩のところでキーラは捕らえられてしまう。彼女を救うため、ハンは帝国軍への士官を決意。「ソロ」という名字を与えられ、パイロットを目指して訓練を受けることになる。
3年後。戦地に派遣されたハンは、ベケットウディ・ハレルソン)率いる強盗団に遭遇。一度はベケットに騙されてウーキー族の戦士・チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)の餌食にされそうになったハンだったが、チューバッカと協力して収容所を脱走。


ベケットと共に、帝国軍から“コアクシウム”を強奪する作戦に挑む。しかし作戦は失敗し、ベケットの仲間のヴァル(タンディ・ニュートン)らは死亡。ベケットは、ボスのドライデン(ポール・ベタニー)に作戦失敗について謝罪に行くことになる。
そこでハンを待ち受けていたのは、生き別れになったキーラ。彼女は、ドライデンの信頼を得て彼の副官の地位に登りつめていた。監視役のキーラと一緒に、新たな任務に挑むことになるベケットとハン。彼らはまず、銀河一速い宇宙船「ミレニアム・ファルコン」を所有するランド(ドナルド・グローヴァー)のもとに向かうのだが…。



キャスト/スタッフ
出演
ハン・ソロ> オールデン・エアエンライク前野智昭
<トバイアス・ベケット> ウディ・ハレルソンふくまつ進紗
<キーラ> エミリア・クラーク(山根舞)
<ランド・カルリジアン> ドナルド・グローヴァー綱島郷太郎
<ヴァル> タンディ・ニュートン山像かおり
<L3-37> フィービー・ウォーラー=ブリッジ浅野まゆみ
<チューバッカ> ヨーナス・スオタモ
<ドライデン・ヴォス> ポール・ベタニー土田大



スタッフ
<監督> ロン・ハワード
<脚本> ジョナサン・カスダン&ローレンス・カスダン
<製作総指揮> ローレンス・カスダン、ジェイソン・マクガトリン、フィル・ロードクリストファー・ミラー
ハン・ソロ テーマ曲・スター・ウォーズ オリジナル曲> ジョン・ウィリアムズ

 

2021年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
 
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (吹替版)
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]